■ 星界の紋章
2009.07.09.Thu
まったく関係ない事ですが久々に発掘しまして。
やはりラフィール様が大好きな事を再確認したクレです。
まあそれはそれとして。
あまりもSSの間が空いてしまうことになるので、前半部分というか最初の方をお茶濁しに。
予告版というかそんな感じで読んでいただければと。
覗いてみようかなって方は↓からどうぞ。
ああ。最後に。
本内容は予告なく変更される場合があるので、ご了承ください(笑)
やはりラフィール様が大好きな事を再確認したクレです。
まあそれはそれとして。
あまりもSSの間が空いてしまうことになるので、前半部分というか最初の方をお茶濁しに。
予告版というかそんな感じで読んでいただければと。
覗いてみようかなって方は↓からどうぞ。
ああ。最後に。
本内容は予告なく変更される場合があるので、ご了承ください(笑)
「なんでこんなことに、なってしまったんだろう……」
思わず口に出してしまった俺だが、きっと誰も責めやしないだろう。
眼前に広がる鬱蒼とした森。
そこかしこに樹が茂っているというのに、不思議なことに葉擦れの音すら聞こえない。
それもそのはず。
今、この限定空間は封時結界で覆われている。
封時結界自体に完全遮音の効果はないが、時間信号のズレからか直接揺らしたりしない限りは音はしない。
さて。
我ながら諦観をありありと漂わせている俺の目の前には、俺とは逆になんというか非常にエネルギッシュなパゥワーを迸らせている御仁が一人。
渋くてハードボイルドっぽい容姿からはかけ離れたオーラーはまさしく異彩を放っていた。
そしてその横には妖精っぽいちっこい幼女がなにやら俺と同じような雰囲気で男の横にふよふよと浮いていた。
……なんだか俺はこいつとは分かり合える気がしないでもない。
「ふふふ……この時を、この時を待っていたぞ。シュウ・ソウマぁっ!!!」
「いや、あの……」
「スカリエッティの意向に叶ってしまっているのは癪だが、まあいい。この絶好の機会を俺は、逃さん!」
「今なんかさらっとすごい名前が出ませんでしたかっ!?」
「うう……ダンナぁ……。昔の影があるけど、ハードボイルドなダンナに戻ってくれよぉ……」
「さあ! 覚悟はいいか!」
俺の言葉どころか仲間っぽい妖精子(仮)の言葉もガン無視。
そしてその目に宿るギラつきを、俺はどこかで見たことがあるような気がしていて。
「お前の、レジアスへの、愛! つまりラヴ! 確かめさせてもらうぞ!!!」
「――おけ。把握した。お前も変態か」
<『まずは貴様のバックを見せろ。話はそれからだ』?>
「この世界は一体どこへ行こうと言うんだろう……」
<あれ、でもすごいですね。推定Sランクぐらいの出力ですよー>
「ぶっ!!?」
咄嗟に脳裏に「変態度=魔導師ランク」という方程式が浮かんでしまった。
まあ、それはそれとして。とりあえず、どうしてこんな事になったのか。
槍を構えて殺る気マンマンなおっさんに戦々恐々としつつ、俺は思い出していった。
<それは、まるで走馬灯のように>
不吉な比喩表現はやめろおおおおおおおお!!!
※ゼストの変態設定に関してはSSSまとめ参照のこと。
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